プレステいくつまで生きられるんだ?

 

 

 

 

コロナウィルスが蔓延して

5月は緊急事態宣言が敷かれた。

ので、不要不急の外出は控えて基本的には家にいた。

 

ので、家でプレステ4をやっていた。

メタルギアソリッドが特におもしろかった。

メタルギアソリッド3を十年以上前、

同級生に勧められてプレイしていたけど

老人スナイパーのジ・エンドに

永遠に勝てなくて挫折した苦い記憶がある。

時系列なにもかも吹っ飛ばして5をプレイしたけれど、

日本一面白いゲームなんじゃないかと感じるほどの充実感だった。

もし、まだやってない方がいたらプレイすることをお勧めする。

メタギアにハマるタイミングとか、ネタバレの順序とかのせいで

没入感がやや弱かった。記憶を消してもう一度やり直したい。メタギア人生を。

 

 

※これから5をプレイしてみる。という方は

「メタギア3」「ピースウォーカー」の2作品だけでも

(今更ハード持ってる方少ないだろうから)

YouTubeで予習することをお勧めする。

(ゲーム中のムービーシーンだけを編集したものがあって、

4時間くらいあるんだけどこれがまた見ちゃうんだな)

 

まあメタギアがおもしろかったってのは

いいとして、プレステってのは全体的に

おもしろいもんだなあと、しみじみ感じる。

オンラインが軸になる流れは

まだ少し受け入れ難いが

年齢が1桁の頃から同じ形のコントローラでゲームをして、

30目前にしてまたこのコントローラでゲームをやって

あの頃と同じ感覚で「ああ、おもしろいなあ」と

感じているってスゲェな。

メタギアやドラクエ、FFなんかは

もう超長寿ゲームだ。

 

メタルギアなんて話が全部繋がっているのに

5で一通り完結するまで20年もかかっている。

それだけ長かったら、もしかしたら

その間に死んでしまった人もいるかもしれない。

大人になってゲームを辞めてしまった人や忘れてしまった人もいるかもしれない。

 

20年は長過ぎる。

考えてた矢先に飛び込んできたのは

プレステ5制作の報せだった。

プレステは続く。人生も然り。

じゃあ俺はプレステいくつくらいまで

生きてられるんだろう。

自分が死ぬ年齢の頃、プレステはいくつなのだろう。

 

 

 

歴代作を振り返ってみる。

 

プレステ1 1994年

プレステ2 2000年

プレステ3 2006年

プレステ4 2014年

そして来たるPS5 2020年

 

6年周期が多いことがわかる。

3と4の間が8年だけれど、ここでは6年間隔で

プレステの新作が出るとしよう。

 

ちなみに最初のiPhoneは2007年にリリース。

たった13年で11まで来てる。これはなんだか節操がないですね。

ロマンがない。プレステはある。6年間隔。熱い。

 

 

ここからは、プレステと共に歩んできたワタシの人生年表である。

2020年に生まれるプレステ5、ワタシは今年で28歳

 

2026年 プレステ6がリリース 34歳のワタシ、そろそろ結婚(予定)。

 

2032年 プレステ7がリリース 40歳のワタシ 5歳になる娘

 

2038年 プレステ8がリリース 46歳のワタシ 11歳になる娘が

ワタシのやっているドラクエ13に興味を示す。日曜日の午後

ワタシ「昔のドラクエはドット画でな?」

娘「ドット画ってなに?4Kより画質低いの?」

妻「ご飯の時間よ〜」

 

 

2044年 プレステ9がリリース 52歳のワタシ 17歳の娘

娘は今日に限ってキングダムハーツ7をプレイせず、

神妙な面持ちでリビングに座っていた。

聞けば娘が専門学校に行きたいと言う。この歳で1つ貫きたい「やりたいこと」が見つかるなんて、

なんかカッケェじゃねぇか。

俺はその歳でそういうのなかったな。カッケェよ。カッケく育ったよ、娘。

チッ、年取るとどんどん涙脆くなってきやがる。

ワタシは書斎で1人ネオトーキョーを眺めながらウィスキーを流し込んだ。

 

2050年 プレステ10がリリース 56歳のワタシ(電脳手術済み) 23歳の娘

娘が「会ってほしい人がいる。オフラインで」と言い出した。まじかよ。

オンラインで他人と話すのは実に久しい。場所は旧新宿の京王プラザホテル。

ずいぶん古風な場所をセッティングしたもんだ。

 

2056年 62歳のワタシ(全身義体化済み) 29歳の娘 1歳の孫

まだ幼い孫に早々に電脳手術をさせようとする娘と反発した。

「そんな早い段階で電脳化なんて、お父さんは反対だ!」

と言ったら

「お父さん!考え方古いわよ!!それに自分は全身義体じゃない!」なーんて言われてしまった。

こんな時、母さんならなんて言うかな…。

 

2062年 68歳のワタシ 

突然、義理の息子から連絡がきた。

米帝の友人が探し出してくれました。根回しにずいぶんかかりましたが…

有線してもよろしいですか?」

 

義理の息子の電脳ロビーに入る。スクリーンにカメラ映像が映し出される。

ワタシ「こ、これは…」

 

「昨日、米帝のベガス爆心地近くのIRシステムの映像です。ヘルメットで顔はわかりませんが…」

 

「このバイク…そしてこの首元のタトゥー…間違いなくあいつだ…」

 

お義母さん…10年も行方知れずだったのに、しかもどうしてこんなところに…」

 

「その後の行方は?」

 

「爆心地に向かったところまでは映像で捕らえていますが、その先では発見できていません」

 

「爆心地は通過地点ではなく、目的地だとしたら…」

すぐに米帝へ飛ぶ!ジェットを手配してくれ!」

 

 

米帝のベガス爆心地の奥深くへ潜入するワタシ

何もかも消滅したはずのそこには巨大な地下施設があった。

警備兵に捕らえられ、拷問部屋へ。

そこにはもうとんでもない具合に凌辱された妻がいた。

「あ、あなた、どうしてここに…」

 

 

 

2068年

6年前、米帝の研究所の計画を阻止したワタシ達夫婦は

爆発に紛れて研究成果の奪取に成功。

その理論を用いることによってついに今年、

この混沌とした世界を救う希望となるテクノロジーを開発することができた。

74歳の妻 41歳の娘夫婦 13歳の孫 4歳の犬

そしてポッドに入るワタシ、74歳

 

妻「準備はいい?」

 

ワタシ「ああ、いつでもいい」

 

妻「……寂しくなるわ…」

 

ワタシ「悲しむことはない。肉体が死滅しても魂はネットを漂う。

きっと肉体を超越した再会を果たすだろう。ネクストワールドでまた会おう」

 

妻「zài jiàn…(さようなら)」

 

 

ピー

 

ユーザー確認 

 

システム正常

 

エンダロフィキトシン値 問題ナシ

 

 

プレイステーション13 起動シマス

 

 

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to be continued...