「リモート飲み会」の世界観

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「リモート飲み会」

皆さんはご存知だろうか。

コロナウィルスの影響で外出を控えることで

友人や職場の仲間との飲み会がなくなったことにより

生まれた新たなる宴の形

 

 

それがリモート飲み会である。

テレワークの増加による「リモート会議」から

延長した形なのだろう。リモートで仕事ができるなら

リモートで飲み会もできるだろ。ってなことだろう。

 

これがやってみるとまあまあ面白い。

良い点としては

・お金が全然かからない。

・場所を選ばない。(というか合わせる必要がない)

・自分のペースで飲める。

・酔ってもすぐ寝れる。

 

列挙するとどうやら「家飲み」的なメリットがある。

 

デメリットとしては

・音の遅延

・ネットの接続具合によって起こるカメラのノイズ

 

このデメリットのところが今までの飲み会に

存在しなかったところが面白い。

しかもこれって、5Gの時代になったら

概ね解消されそう。

 

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やっぱり一般的な飲み会における

・酔って帰るのがめんどくさい

・気づいたらお金が吹っ飛んでる

・予定をすり合わせるのがめんどくさい

という点を見事に解消しているのがリモート飲み会の面白い点。

 

ただこれ、もし合コンとか意中の相手とだったら

あんまり盛り上がらないだろうな。

というのもやっぱりそういうのって

異性との密接なスキンシップを求めるわけじゃないですか。

リモートにそれを満たす力はまだない。

恋人とテレビ電話をしながら◯◯◯ーを見せ合ったって

気持ちがつながるわけじゃない。

そうだろ?それと一緒だ。

 

 

「リモート飲み会」は友人とくだらない話をする

「いつもの飲み会」の代替にはなる。5Gになればなおさら。

だとすればこの先、居酒屋の需要って減るんじゃないだろうか。

オフラインで/リアルで会うべき用事も確実にある。

んでこれってCDを買うかiTuneで買うかみたいな

リアルかデータかってな話とちょっと似ている。

コミュニケーションがリアルかバーチャルかってのは

SNSが台頭した頃から取り沙汰されているところだけど、

お酒の席にまで侵食がきたのかと思うと、面白い。

 

次は必ずVR飲み会が生まれる。

飲食店自粛の空気の中、Seihoが生み出した

「バーチャルおでん」にはそういう要素を感じた。

 

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これはつまりご飯屋さんを360度見渡して

そこのお客さんになったような気分になれる。

これはあくまでも撮影した動画なので、

双方向のコミュニケーションではないけれど

こういうVR要素と5Gのリアルタイム・レスポンシビリティー

(そんな言葉あったっけ?)

あとはオンラインサロンのような、アメーバピグのような

どうぶつの森のような、だがアバターではなく現実と同じ見た目で。

というか何かゲームを介さないコミュニケーション。

特定のコミュニケーションの場=インターネットにおける居酒屋の設置。

するとどうだろう。

それってもう攻殻機動隊みたいでかっけえな。

 

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オンラインで友達と会う感覚はまだ慣れないが、

この感覚には慣れておいた方がいいとは思った。

 

LINEも最初はそんな感じだった。

 

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